住宅の外壁や庭園などのエクステリアの専門家といえるのがエクステリアプランナーです。役立つ資格としては日本エクステリア建設業協会が主催するエクステリアプランナー資格があります。
エクステリアプランナーの資格試験の内容や費用ってどのくらい?
エクステリアプランナー資格の検定試験は1級と2級ともに学科と実地に別れます。学科ではエクステリアの概論を中心として法規やプランニングなど幅広い知識が問われる形です。
実地試験としては設計図の作成となるのですが、2級の場合は基礎的な知識なども試験内容に入っています。学科試験の場合、1級2級ともに50題を120分で回答するもので、マークシート式です。
実地試験は1級では225分を使って製図をしなくてはいけません。2級の場合では語彙択一式と記述式回答法の問題とゾーニング図の作成が行われます。いずれの試験でも60点以上で合格です。
資格検定試験の費用としては1級が10800円、2級で8640円となります。ただし、2級の場合は学生が受験した時に限って半額の4320円での受験が可能です。
試験スケジュールとしては毎年11月に1回のみ行われています。申込の受付は1級2級ともに6月の中旬から8月の末までとなっているので注意してください。
ちなみに平成28年度の試験は1級が11月5日、2級が11月19日に行われます。試験の申込は日本エクステリア建設業協会のウェブサイトから申込書をダウンロードの上で、送付しましょう。
エクステリアプランナーの難易度や合格率って?
エクステリアプランナー資格についてはそこまで難しいものではありません。合格率としては1級で44.6%、2級で69.3%程度ですので、資格試験としては比較的に容易な部分に入るでしょう。
ただし、受験資格については制限がかなり出てきます。2級の取得については特に制限がありませんのでどなたでも取得可能です。2級エクステリアプランナーの資格を取得した上で、有効期限内であるという制限が出てきます。
また、土木建築や造園などに関する3年以上の実務経験も必要です。代替となる資格もあるのですが、数が多いのでここでは避けておきます。
ちなみにエクステリアプランナーの資格には登録有効期間が存在します。1級2級ともに5年間と定められており、資格登録の初回時には8640円の費用が必要です。期間を更新するためには更新講習会を受講する必要があり、エクステリアプランナー資格試験合格後の申請期間中に申請を行わなければ登録する権利が失効するので注意しておきましょう。
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