グリーンアドバイザー資格取得方法と受験資格・合格率について


グリーンアドバイザーは公益社団法人である日本家庭園芸普及協会が認定する資格となります。植物についての正しい知識やガーデニングの魅力を人に伝えることができる資格であり、近年では注目を集めています。

グリーンアドバイザー資格の取得方法とは?

グリーンアドバイザー資格を取得するためには、日本家庭園芸普及協会が実施しているグリーンアドバイザー認定講習を受ける必要があります。認定講習は2日間にわたって行われ、2日目の最後に筆記試験が実施されます

ただし、この認定講座を受講するには資格が必要です。資格は大きくは3つあり、いずれか1つでも該当していれば問題ありませんが、18歳以上の人である必要があります。

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受験資格としては園芸関連業務に1年以上の実経験があること、園芸関係の学校を卒業、もしくは講習の翌年に卒業見込みの人、園芸に関する地域活動に従事し、指導や助言のための知識向上を求める人です。

この中で2つ目の条件については受講翌年の4月1日現在で18歳以上であると定められています。一般的には高校3年生であれば問題ないでしょう。

講習については毎年8月の下旬から9月の下旬に行われており、東京と大阪など複数の会場で実施されます。各会場ともに定員がありますので、早めに応募しておくことをお勧めします。受講料としては一般が37000円、学生が18500円、再受講で27000円です。いずれも税別での価格ですので注意してください。

受講料にはテキストと昼食代が含まれているのですが、遠方から参加する方の宿泊料などは含まれていません。ちなみに再受講については過去5年間にグリーンアドバイザー認定講習を受講した人が対象となります。

グリーンアドバイザー認定試験の合格率は?

グリーンアドバイザー資格の認定試験合格率は例年7割ほどになります。資格取得のための難易度としてはかなり易しい部類に入るでしょう。講習をしっかりと受けていれば余程のことがない限りは合格できます。

試験方法としては二者択一式が40問、三者択一式が40問の合計80問を60分で行う形です。内容は受講した分から出題されますので、あらかじめ基礎的な知識を有していれば難しくはないでしょう。

また、受験資格からもある程度の基礎は修めている人が対象となっていますので、そこまで心配する必要はありません。受講後に合格すれば資格の登録をしなくてはならず、登録料の10260円が別途必要となりますので覚えておいてください。

ちなみにグリーンアドバイザーの資格の有効期間は5年であり、更新するためには再度登録料を納付する形です。初回更新時のみ無料講習を受講しなくてはいけません。


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