造園施行管理技師の受験資格について


造園施工管理技士は国土交通省が管轄となる国家資格の1つです。区分が1級と2級に分かれており、特に1級の試験は管理施工技士の中では最難関資格だと言われています。いずれの級数でも造園施工管理技士の資格を取得することで、社会保険労務士の受験資格を手に入れることができます。

1級造園施工管理技士の受験資格を知ろう

造園施工管理技士の試験は学科試験と実地試験の2つになります。実地試験は学科試験の合格者のみ受験することができるのですが、前年度の試験において学科試験に合格し実地試験に不合格であった場合も受験資格を有します。

また、技術士法による第2次試験の中で、建設部門、農業部門、林業部門と森林部門、または総合技術管理部門の合格者であり、1級の学科試験の受験資格を有する場合は実地試験の受験資格もあります。

学科試験の受験資格はかなり細かく分類されていますので、代表的なものをいくつか紹介しておきましょう。詳しくは建設管理センターなどのウェブサイトで確認できます。

まず学科試験における必要学歴ですが、大卒の場合は指定学科であるのなら3年以上の実務経験が必要で、指定外学科でも4年6ヶ月の実務経験が要ります。

短大もしくは高等専門学校の場合なら指定学科で5年、指定外学科で7年6ヶ月以上となり、高校や専門学校で指定学科で10年、指定外なら11年6ヶ月以上必要です。その他の学歴では15年以上の実務経験が最低限の受験資格になります。

また、2級造園施工管理技士に合格している場合、専任の監理技術者による指導を受けた経験を2年以上を含んだ3年以上の実務で受験可能です。5年以上経過している場合は、合格後5年以上の実務経験で受験できます。

他にも職業能力開発促進法の44条による1級造園の技能検定に合格度、10年以上の実務経験で受験資格を取得可能です。

2級造園施工管理技士の受験資格って?

2級の場合は1級よりもかなり単純な条件で受験可能です。学科ですが大卒なら指定学科で1年以上、指定外で1年6ヶ月以上の実務経験を積むことで資格を有します

短大や高等専門学校なら指定学科で2年以上、指定学科以外で3年以上、高校や専門学校なら指定学科で3年以上、指定学科以外ですと4年6ヶ月以上です。その他の学歴なら8年以上の実務経験で受験資格を取得できます。

また、職業能力開発促進法44条における、造園技能検定の1級合格者なら実務経験が問われません。2級の合格者なら4年以上の実務経験が必要です。

実地試験については学科試験の受験者が資格を有します。ただし、学科試験のみの受験の場合はその限りではありません。ちなみに前年度の2級造園施工管理技士の学科検定に合格し、実地試験に不合格または欠席した場合は学科試験の免除となります。


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