花職業の国家資格の1つとなるのがフラワー装飾技能士です。国家検定となるだけに合格をすると級によって厚生労働大臣の名前か都道府県知事の名が入った合格証が発行されます。1級から3級まであるのですが、1級の取得ともなるとかなりのレベルを要求されるので、しっかりとした経験が必要です。
フラワー装飾技能士の受験資格を知ろう
フラワー装飾技能士の試験を受験するには資格を満たす必要があります。最も低い3級の場合は特に受験資格はありませんので、どなたでも受験可能です。
2級からは実務経験が必要となってくるのですが、原則としては2年以上となります。フラワー関係の学校に通うなど所定の学歴を有している場合は実務経験が不要です。また、フラワー装飾技能士の3級に合格している人も受験資格を満たしています。
1級になると7年以上の実務経験を持つ人か、2級に合格してから2年、あるいは3級に合格してから4年以上の実務経験を経なければいけません。ただし、フラワー関係の専門学校の在学中に2級まで資格を取得をしている場合は、卒業の実務経験が2年間ですみます。
試験は実技と学科に分かれており、いずれも年に2回のチャンスがあります。受験料は級数によって異なることはなく、学科が3100円、実技が16500円です。ただし、受験会場となる都道府県で異なるケースがあるので注意してください。
フラワー装飾技能士の合格率はどのくらい?
フラワー装飾技能士は先述のように3級から1級まで分かれています。
当然ですが、3級が最も合格率が高く、1級が低くなっています。3級ですと合格率が8割程弱、2級で7割、1級で5割程度の合格率だと考えておいて良いでしょう。ただし、他の難関国家資格などと比較すると、内容としてはそこまで難しくありません。
国家資格としての難易度として見た場合、難しくもなく、易しくもないといった中間程度の資格なので、必要以上に怖がることはありません。1級でも全体的に見た場合の難易度が高くも低くもないくらいですので、2級、3級は割合と合格しやすいと言えるでしょう。
特に実技関係での試験が難しく、練習をするにしてもかなり花代などで費用がかかってしまう可能性があります。独学での勉強も可能なのですが、効率のよい学習をするのなら専門の講座を受講するすのも1つの方法です。
通信講座でもフラワー装飾技能士受験対策講座がありますので、自信がない人は利用してみるのも良いでしょう。ただ通信講座の場合は自分で真剣に行わないと身につきませんので、その点は注意してください。
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