ガーデニングを行う上で気になるのが害虫対策や駆除の方法です。農薬などを使ってしまうと、せっかくのガーデニングで育てている植物をダメにしてしまう可能性もあるので、躊躇するケースも少なくありません。
ガーデニングでの害虫対策や駆除の方法は様々なものがあるので、基本的なことから覚えておく必要が出てきます。
害虫対策の基本ってなに?
害虫対策の基本となるのは良い土をしっかりと作ることです。これは土壌でも鉢やプランターで行うのでも同じことが言えます。良い土というのは水持ちや水はけが良く通気性が良い土のことを指します。
手で触った時にふかふかとした感触になっていれば良い土だと言えるでしょう。土をしっかり作ることにより、土壌における病害虫の発生リスクを格段に抑えることができるのです。
基本的に土に腐葉土や堆肥をまぜて良い土を作っていくのですが、大切なことは完熟という表記のあるものを使うことになります。未熟な腐葉土や堆肥を使ってしまうと、コガネムシやハエ、ダニなどの特定の虫のエサとなってしまうので注意してください。
また、ガーデニングを行う場所の選定も重要です。原則として日当たりと風通りが良い場所を選ぶようにしてください。特に風通りの良いかどうかは大切で、風通しが悪い場所を選んでしまうとどうしても虫が発生しやすくなります。
安全な害虫予防や駆除グッズを利用しよう
害虫対策や駆除をするには、やはり薬剤というのは欠かせないアイテムです。しかし、薬剤を使う前にもできることがいくつかあります。
例えばですが虫よけネットのようなものを使って予防することができますし、野菜や花を虫害から守ってくれる予防スプレーなどもあるのです。これらのスプレーは酢を主成分としているので、人や動物などに害を及ぼす心配がないので、ペットを飼っている人でも安心して利用できます。
近年では人体や動物、植物に無害な害虫予防グッズも増えていますので、自分にあったものを選択していくことをお勧めします。
最終的には農薬を使って駆除することもあるでしょう。この時の注意点として濃度は正確にはかるようにすることです。一般的な農薬の場合、水で薄めて使うケースが非常に多く、濃度を間違えてしまうと意味がなくなってしまいます。
反対に濃度が濃すぎても植物に良い影響を与えませんので、注意してください。また、散布する時には風の強い日や雨が振りそうな時、日射量が多く気温が高い時には控えるべきです。これらの時には農薬を散布してもその効果が十分に発揮できません。
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